アフターピルで妊娠回避

アフターピルの問診票によるチェックと同意書について

コンドームの装着、計画的な避妊用の低用量ピルの飲み忘れなど、他の方法による避妊が失敗したときに、緊急に事後的な避妊をほどこすために開発されたのが、緊急避妊薬、いわゆるアフターピルとよばれているものです。このアフターピルには、やはり女性ホルモンと同じようなはたらきをする合成物質が含まれていますので、妊娠を成立させないという効果が期待できます。
事後避妊専用のアフターピルであれば、性行為があったときから72時間以内に1回だけを服用すればそれでよいとされています。また、場合によっては計画的な避妊や月経困難症の改善などの用途で用いられている中用量ピルまたは低用量ピルを、初回に服用したあと24時間経過してから再度服用するという方法で、アフターピルとして転用することもあります。この場合には、計画避妊のときよりも1回で服用する量は多くなっていますが、銘柄によって適切な量に違いがありますので、かならず医師の指示どおりにするということがたいせつになります。
アフターピルは基本的に病院の産婦人科などで医師が処方することになっていますが、処方にあたっては、問診票や同意書への記入を求められるのがふつうです。問診票については、たとえば最近の月経周期、性行為をした概略の日時、タバコを吸っているかどうかなどがチェック項目として挙がっており、これは薬の効き目を見定めたり、副作用のおそれがないかどうかを確認する上で重要なものです。同意書については、アフターピルの効果や注意事項について、さらにはアフターピルが万全の避妊効果を保証するものでないことについての説明を医師から受けたということを本人に確認させるためのものとなっています。